この記事では、ひらがなを覚えるために、あいうえお表の効果的な使い方や、その貼る場所とアイテムの選び方のおすすめを紹介していきます。
①ひらがなを覚えるための、あいうえお表の効果的な使い方がわかる。
②あいうえお表を貼る場所のおすすめと、あいうえお表の選び方がわかる。
小さい子どものいる家庭ならば、大体どこのお家にも、あいうえお表(50音表)があるのではないでしょうか?
この効果的な使い方をご存知ですか?
ただ、貼ってあるだけで満足していませんか?
今回は、子どもに興味を持ってもらえて知育にもなる、あいうえお表の活用法をお話していきます。
ひらがな&カタカナ&アルファベット お風呂ポスター お風呂 知育 ポスター お風呂 おもちゃ 4枚セット ユニコーンデザイン B3サイズ
ひらがなとカタカナ お風呂ポスター 2枚セット 銀河鉄道デザイン お風呂 知育 ポスター お風呂 おもちゃ B3サイズ
お風呂ポスターは「ひらがな」「カタカナ」「アルファベット」など、年齢や学習したい内容に合わせてかなり大きくなるまで使えるアイテムです!
他にも、小学生になれば「九九」や「日本地図」「世界地図」なんかもおすすめです!
お風呂ポスターの貼り方☆あいうえお表を貼る場所のおすすめは?
まずはお風呂ポスター、今回はあいうえお表ですが、貼るときのポイントをまとめていきます。
お店ではお風呂ポスターと題して売っているものもありますが、子どもたちの知育に効果的に使用するためには、お風呂だけでなく、お家全体を使って行くのがおすすめですよ☆
①リビング壁面
・子どもの目の高さに合わせて貼る。
・普段遊んでいるところの壁に貼る。
②リビングテーブル
・テーブルのデスクマットを使用している場合は、その間にはさめるのもOK。
(もちろん遊ぶたびに出してもOK)
③お風呂壁面
・お風呂用の水にぬれても大丈夫なものを選ぶ。
・子どもの目の高さに合わせて貼る。
貼る場所のおすすめですが、やはりリビングとお風呂です。
3種類ほどのあいうえお表を準備して、場所ごとに違う種類のものを貼ると、子どもにとっての新鮮さや目新しさを刺激することになるので、興味を引きやすくなります。
ひらがなを覚えるあいうえお表の効果的な使い方とは
まずはじめに、ひらがなを読めるようになる年齢の目安はどのくらいなのでしょうか。
こどもちゃれんじを展開する、Benesseの教材を例にして見てみます。
年少の学年
4月号~ ひらがなを読んでくれるタッチペン
8月号~ ひらがなパソコン
11月号~ キッズワークのテーマ「ひらがな」
1月号~ 特別教材テーマ「自分で絵本を読む!」
参考:こどもちゃれんじほっぷ
以上から、年少の学年を通年使い、ひらがなを読めるようになること(絵本を一人で読むレベル)が目標となっていることがわかります。
ただ、ここで注意をして欲しいのは、年少の学年をスタートする時点(4月)で、4歳0カ月と3歳0カ月の子どもが同じ学年にいる、ということです。
子育てをしてきた方はわかると思いますが、まだまだ幼いこの時点での1歳の差はとても大きいです。
ですので、こちらのこどもちゃれんじも、大体年少学年の真ん中の9月生まれさんを基準にしている、と考えると、我が子の生まれ月に合わせて目安にすることができますよ。
目安は上記しましたが、実体験としては、娘が幼稚園の年少になって、夏休みを迎えるくらいまでには半分くらいのお友達がひらがなを読んでいる印象がありました。
そこで、以上を踏まえたあいうえお表(50音表)の効果的な使い方ですが、
①遊びに取り入れる
②他と組み合わせる
③貼る場所を工夫する
この3点をご紹介していきます。
あいうえお表遊びは知育にうってつけ☆
まずはあいうえお表を遊びに取り入れてみましょう。
多くのあいうえお表は、文字だけでなく、絵も使われています。
これを活かした遊びです。
〈ステップ1〉
『ひらがなのスタート』
最初はママが文字を誘導してあげるイメージで進めます。
・○○探しゲーム
例)
ママ:「きりん」を探そう!
子どもに探してもらう。
子:あった!!
ママ:これがきりんの「き」だね。
・お名前づくりゲーム
例)
ママ:「た」「ろ」「う」と言いながら指さしをしていく。
子:僕の名前だ!!
ママ:好きな動物は何?
子:いぬ!
ママ:「い」「ぬ」と言いながら指さしをしていく。
繰り返して、ひらがなの並びを目で追ってもらう。
〈ステップ2〉
『ひらがなを少し読めるようになってきたら…』
ママの誘導もありつつ、子どもにも文字を意識してもらって、読めるひらがなを増やしていきます。
・お名前づくりゲーム
例)
ママ:たろうの「た」はどこ?
子どもに探してもらう。
子:あった!!
ママ:すごいねー!じゃあ次はたろうの「ろ」はどこ?
繰り返す。
ステップ1のお名前づくりゲームを子どもにやってもらう。
・しりとり
例)
「あ」に書いてある絵「あり」
↓
表の「り」を見て、書いてある絵(ひらがな)を読む「りす」
↓
表の「す」を見る。
繰り返す。
あいうえお表を見ながら、しりとりをしていく。
途中で必ず「ん」で終わる言葉や、一度出たひらがなにぶつかる。
そのときは、一緒に考える。
ママ:「みかん」は「ん」で終わっちゃうね。他に「み」で始まる言葉はないかな?
子:うーん。わかんない。
ママ:じゃあ、「み」から始まる色はないかな?
ヒントを出しながら答えさせて、語彙も増やしていく。
〈ステップ3〉
『ひらがなの読みをマスターしたら…』
本をすらすら読む、までいかずとも、全部のひらがなを読めるようになったら、知育面の成長を促します。
・ひらがな表を読むリズム遊び
例)
1つ飛ばしで手をたたきながら読む。
「あいうえお、かきくけこ…」
※「あ」「う」「お」のときに手をたたく。
できるようになったら逆の裏拍のときに手をたたくのも良い。
さらにできるようになったら、レベルアップで、横に読むバージョンもおすすめ。
「あかさたな、はまやらわ…いきしちに、ひみいりい…」
ひらがな表はただ貼るだけではもったいない、遊びと知育にうってつけのアイテムです。
ぜひ活用して、ひらがなの習得を促してあげてくださいね!
あいうえお表の100均おすすめアイテム!
ダイソーとセリアのあいうえお表を使い比べてみました。
まずはダイソーです。
〈いいところ〉
・文字が大きい。
・字体が教科書に出てくるような字体で書かれている。
・書き順が書いてある。
・カタカナも載っている。
・絵がかわいい。
〈悪いところ〉
・濁点・半濁点が載っていない。
・拗音(小さい「ゃゅょ」)が載っていない。
・50音が横並びになっていないので、「あかさたなはまやらわ」の並びが意識しづらい。
次にセリアです。
〈いいところ〉
・濁点・半濁点が全部載っている。
・拗音(小さい「ゃゅょ」)が「しゃ」「しゅ」「しょ」のように、他のひらがなとくっついた状態で書いてある。
・50音が横並びになっており、「あかさたなはまやらわ」の並びまで意識できる。
・字体が教科書に出てくるような字体で書かれている。
・絵がかわいい。
・カタカナも載っている。
(例に挙がっている単語もカタカナで一緒に書かれている)
〈悪いところ〉
・文字が若干小さめ。
(さほど気にならないかもしれませんが…)
・表自体の紙が薄い。
ダイソーのいいところは書き順が書かれているところ、セリアのいいところは濁点・半濁点・拗音まで学べるところです。
どちらもいいところがあるので、場所で貼り分けるのがいいです!
ダイソーはお風呂、セリアはリビングのテーブルがおすすめです!
前述した、しりとりやお名前づくりゲームで、濁点・半濁点・拗音があると、言葉の幅が広がるためです。
ひらがな学習のスタート時期はママパパが見極めて☆
ひらがな学習の始めどきは、3~4歳くらいが目安です。
もちろん、2歳台からあいうえお表を先に準備をして貼ることで、興味を持ち始める年齢・月齢を早めることができます。
子どもがひらがなに興味を持ち始めると、絵本を読むふりをしたり、ひらがなを目で追ったりします。
そのサインをぜひ見逃さずに、あいうえお表を遊びの一つに取り入れてみてくださいね。